春のワニと朝顔祭り

イワンさんも青海も寒いのが苦手ということで、季節が冬から春になるねという話からいろいろな創作セッションが生えています。めちゃくちゃ楽しい。お絵描きもすれば文も書く。

暦の話をするワニと朝顔 平穏ラブい話

「啓蟄、とは言っても、イワンさんにはまだ寒いかしら」
 ふと暦に目をやって言えば、彼は穏やかな目をぱちりと瞬いた。
「けいちつ?」
「そう。冬眠していた虫や動物が、春になって巣穴から出てくる頃をそう呼びますのよ」
 よく晴れた日のことで、窓辺に寄れば日差しが眩しいほど。真冬に降り注ぐ明るいけれど温度がない光とは違って、柔らかで地表の熱を呼び覚ますような暖かさがある。
「……それは、草が芽吹く頃、みたいなのはないのかい」
「あら、もしかしてご存知なのかしら」
「いや」
 昼にはきっと、外を歩くのも心地よい気温になるだろう。そんなことを思っていると、カーテンに添えていた手をそっととられる。
「変温動物が巣穴から出てくるよりも、草が芽を吹くほうが、景色は大きく変わるよね? ……なら、それにも、名前がついているんじゃないかい」
 ゆっくりとした動きで、背後から大きな体に包み込まれた。クスクスと笑うと、少しだけ強く抱きしめられる。
「啓蟄は、二十四節気という暦の中の一つ。それをもっと細かく分けた、七十二候という暦に、草木萌動……という時期がありますわ」
「そうもく、きざしうごく」
「草木が芽吹き始める。先ほどイワンさんがおっしゃったままですわね。……草木萌動、の次の時期が啓蟄ですのよ」
 フフ、とかすかに笑う気配がして、こめかみにキスが降ってきた。見上げれば、少しだけ困ったように眉を下げて、口角を緩めたイワンさんが、さらに目元にキスをくれる。
「じゃあ、キミがオレに……春が来たことを、教えてくれるってことだ」
「ふふ。暦は毎年のものですからね。お望みなら、何年でも」

青海が外出してる間に雷雨が来て:祭:になってしまうイワンさん※ここからセクシー

きちんと感あるきれいめコーデで、でも雷雨の後だから多分急いで(すぐシャワー浴びるなりしてイワンさんの腕の中に飛び込むつもりで)帰ってきて、服どころか靴も脱ぐ暇がない勢いでイワンさんに捕獲される青海……
というお話。そのうちがっつり書きたい話です。ごまかしようのないドエロR18になるけど、ど、どうやって載せようかな……(

一緒にいると常に距離が近い感じがする二人なんですけど、隙あらばキスしてハグしてイチャイチャしててほしい~~~~! という絵が2枚あります。時系列はバラバラ。二人ともいい大人で品のある振る舞いをするので、人目のある所ではやらないでしょうけど、人の見てないところで熱烈な感じになってるとわたくしが楽しいので……存分にいちゃついてほしい……。