タグ: 手書き

生のプルーン

プルーンといえば、水信玄餅の擬音めいた名とは程遠い、シワッシワのドライフルーツを思い浮かべる人も多いのではなかろうか。

かく言う私もそのクチで、ネットリとした食感のドライフルーツしか知らなかったのだが、先日のプラムで味を占めてのぞいた果物売り場で、なんと生のプルーンが売られているのを発見してしまった。

深い紫の果実はドライフルーツから想像するよりも大きい。しっとりした重みを手に感じながら水洗いしてかじりつけば、蜜芋のように透き通った鮮やかな黄金色が顔を出す。瑞々しく甘い生のプルーンは、晩夏の夜のぜいたくだった。


あんまり鮮やかだったので、かじった断面を写真に撮ってしまいました。
わざと画質を落としてあります。食べかけ写真が苦手な方はクリックしないでくださいね。

黒紫のネットリしたドライフルーツしか知らないでプルーンというものを想像したとして、誰がこんなきれいで鮮やかな黄色い果肉を思い浮かべるというのか。

酸味がほとんどなくて、とても甘かったです。生のほうが好きかも。

プラムの丸かじり

人が食べているものというのは、なぜこんなに美味しそうに見えるのだろうか。

それが旬のものならば、なおさらである。

普段は高価だからと見向きもしない果物コーナーで足を止め、長々とどれが一番甘そうか悩み、買ってきたのがプラムだった。サマーエンジェルという品種らしい。

プラムを食べるのは実に小学校の給食以来だ。

酸味が苦手であれば皮をむくと良いらしいが、面倒でそのままかぶりつくことにした。

しっかりした歯ごたえ、バラ科を感じる甘く豊かな香りと酸味、たっぷりの果汁。古くは果物を水菓子と呼んだ、と思い出した。


本番一発勝負、万年筆で書きました。
今日は立秋。暦の上では秋ですが、夜になれば秋の虫の声が聞こえても、昼は蝉の天下。
こうして瑞々しい果物を冷やしてかぶりつく幸せを、まだまだ味わうことができそうです。

※お知らせ※

今日からSkebの受付を再開しました。
イラスト、文、ロゴ、どれも歓迎です。頑張って製作いたします。
ご依頼をお待ちしております!